ひもとき ― 動きでわかる AI・IT / 第13回

AIエージェントへの任せ方 ― 丸投げと委任は違う

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例: 来週の出張の手配を、AIエージェントに頼む
1 「やっといて」と投げる
2 推測のまま突き進む
3 結果を見て青ざめる
↺ 確認を挟まず最後まで進む
人の指示
出張の手配、やっといて
完了条件も制約も書いていない
渡していないこと
完了条件指定なし
予算指定なし
確定してよいか指定なし
エージェントの動き
計画する 道具で実行 結果を観察 次を判断
完了報告「手配できました」
実行ログ ― 推測のまま進む
人が中身を開くと
丸投げの後始末
人が中身を確認
取消の連絡
再手配
日程の再調整
取消と再手配で、自分でやるより時間がかかった
例: 同じ出張の手配を「完了条件・制約・確認」の型で渡す
1 完了条件を渡す
2 制約を渡す
3 確認ポイントを決める
↺ 権限は最小から
人が渡す「委任の型」
【完了条件】
8/20(木) 10:00 の会議に間に合う、往復+1泊の手配案が揃っている
【制約】
総額3万円以内。キャンセル可のプランのみ。予約の確定はしない
【確認】
確定の前に候補を2つ見せて、承認を待つ
エージェントの動き
計画する 道具で実行 結果を観察 次を判断
承認待ちで停止 ― ここから先へは進まない
エージェントが出した候補
候補A ― 前日入り 人が選択
8/19(水) 15:00
8/20(木) 18:00
総額27,800円
取消キャンセル可
候補B ― 夜に移動 人が選択
8/19(水) 19:30
8/20(木) 18:00
総額23,600円
取消キャンセル可
人が使った時間は、判断の3分だけ
権限は最小から
いまは「提案まで」
次は「仮押さえまで」
その次に「確定まで」
確定と支払いは人に残し、慣れたら少しずつ広げる
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