#45分

使命があっても苦しい人

使命の見つけ方働き方仕事の意味キャリアモヤモヤ解消エッセイ年収と幸福度成功の定義

第4回: 使命があっても苦しい人

介護士がいる。

「人の役に立ちたい」

そう思って、この仕事を選んだ。

使命がある。

でも、疲弊している。


看護師がいる。

「命を救いたい」

そう思って、この仕事を選んだ。

使命がある。

でも、燃え尽きている。


教師がいる。

「子供の成長を見守りたい」

そう思って、この仕事を選んだ。

使命がある。

でも、辞めていく。


なぜだろう。

使命があるのに、なぜ苦しいのだろう。


使命だけでは足りない

昨日、使命の話をした。

過去を振り返れば、使命が見つかる。

使命を仕事にすれば、満たされる。

そう言った。

でも、それだけでは足りないのかもしれない。

使命があっても、苦しい人がいる。

なぜだろう。


もう一つの軸

使命だけでは足りない。

もう一つ、必要なものがあるのかもしれない。

それは、「自己決定権」だ。

自分で決められるかどうか。

やり方を、自分で選べるかどうか。

これが、もう一つの軸なのかもしれない。


4つのパターン

使命と自己決定権。

この2つの軸で、4つのパターンに分かれる。


パターン1:使命あり × 自己決定権あり

使命がある。

やり方も自分で決められる。

これが「充実」なのかもしれない。

起業家、職人、フリーランス。

自分の使命を、自分のやり方で全うできる。

だから、満たされる。


パターン2:使命あり × 自己決定権なし

使命がある。

でも、やり方を自分で決められない。

これが「燃え尽き」なのかもしれない。

介護士、看護師、教師。

使命はある。人の役に立ちたい。

でも、制度に縛られる。

人手不足で、自分のやりたいケアができない。

書類仕事に追われる。

上からの指示に従うしかない。

使命があるのに、やり方を選べない。

だから、燃え尽きる。


パターン3:使命なし × 自己決定権あり

使命がない。

でも、やり方は自分で決められる。

これが「虚無」なのかもしれない。

高給コンサル、投資家の一部。

自由はある。

稼ぎもある。

でも、なぜこの仕事をしているのかわからない。

「お金のため」以上の理由がない。

だから、虚しい。


パターン4:使命なし × 自己決定権なし

使命がない。

やり方も自分で決められない。

これが「疲弊」なのかもしれない。

多くのオフィスワーカー。

なぜこの仕事をしているのかわからない。

やり方も指示される。

ただ、言われたことをやる。

だから、疲弊する。


表で整理する

自己決定権あり自己決定権なし
使命あり充実燃え尽き
使命なし虚無疲弊

あなたは、どこにいるだろう。


介護士の苦しみの正体

介護士に戻る。

使命がある。

「人の役に立ちたい」

これは本物だ。

でも、自己決定権がない。

人手が足りない。

一人ひとりに時間をかけられない。

マニュアル通りにやるしかない。

本当はもっと寄り添いたい。

でも、できない。

制度が、環境が、許さない。

使命があるのに、全うできない。

これが、燃え尽きの正体なのかもしれない。


高給コンサルの虚しさの正体

高給コンサルに戻る。

自己決定権がある。

クライアントを選べる。

やり方も選べる。

時間も、ある程度自由。

でも、使命がない。

「なぜこの仕事をしているのか?」

「お金のため」

それ以上の答えがない。

自由があるのに、虚しい。

これが、虚無の正体なのかもしれない。


両方必要

使命だけでは足りない。

自己決定権だけでも足りない。

両方必要なのかもしれない。

使命があって、自己決定権もある。

この状態が「充実」だ。

片方だけでは、満たされない。


じゃあ、どうすればいいのだろう

こう思うかもしれない。

「使命はある。でも自己決定権がない」

「自己決定権はある。でも使命がない」

どうすればいいのだろう。

答えは、簡単じゃない。

でも、まず現状を知ることが大事なのかもしれない。

自分がどのパターンにいるのか。

何が足りないのか。

それがわかれば、次の一歩が見えてくる。


ここまでの気づき

  • 使命だけでは足りない。自己決定権も必要かもしれない
  • 4つのパターンがある:充実、燃え尽き、虚無、疲弊
  • まず、自分がどこにいるか知ること

明日へ(最終回)

5日間、考えてきた。

なぜ働いても満たされないのか。

やりがいは外から来ない。

使命は過去の自分にある。

使命だけでは足りない。自己決定権も必要。

明日は最終回。

あなたの使命は何だろう。

あなたは、どのパターンにいるだろう。

問いだけ残してみたい。