#35分

過去の自分に使命がある

使命の見つけ方働き方仕事の意味キャリアモヤモヤ解消エッセイ年収と幸福度成功の定義

第3回: 過去の自分に使命がある

「使命」

この言葉を聞いて、どう思うだろうか。

大げさだと思うかもしれない。

偉人だけが持つもの。

特別な人だけが持つもの。

自分には関係ない。

そう思うかもしれない。


使命は誰にでもある

でも、使命は、誰にでもあるのかもしれない。

偉人だけのものじゃない。

特別な人だけのものじゃない。

あなたにもある。

ただ、気づいていないだけなのかもしれない。


使命は「発見する」もの

使命は、作るものじゃない。

決めるものでもない。

発見するものだ。

すでに、あなたの中にある。

ずっと前から、ある。

でも、見えていない。

気づいていない。

だから、発見する必要がある。


どこを探せばいいのだろう

使命は、どこにあるのだろう。

未来にはない。

「将来、こうなりたい」

それは使命じゃない。願望だ。

現在にもない。

「今、これをやっている」

それは使命じゃない。仕事だ。

使命は、過去にあるのかもしれない。

過去の自分の中に、隠れている。


過去を振り返ってみる

子供の頃を思い出してみる。

何に夢中だっただろう。

時間を忘れて没頭したこと。

誰に言われなくてもやっていたこと。

親に「もうやめなさい」と言われてもやっていたこと。

何だっただろう。


学生時代を思い出してみる。

何を繰り返しやっていただろう。

部活、趣味、遊び。

なぜか惹かれたこと。

なぜか続いたこと。

何だっただろう。


社会人になってから。

仕事の中で、どんな瞬間が楽しかっただろう。

プレゼン?企画?分析?

人と話すこと?一人で考えること?

何かを作ること?何かを整理すること?

どんな瞬間に、時間を忘れただろう。


共通点を探す

過去を振り返ると、パターンが見えてくることがある。

子供の頃、夢中だったこと。

学生時代、繰り返しやっていたこと。

社会人になって、楽しかった瞬間。

共通点がある。

その共通点が、あなたの使命なのかもしれない。


具体例

例を出してみる。

Aさんの場合

子供の頃:友達の相談に乗るのが好きだった

学生時代:後輩の悩みを聞いていた

社会人:1on1ミーティングが一番楽しい

共通点:人の話を聞くこと

これがAさんの使命なのかもしれない。


Bさんの場合

子供の頃:レゴで何かを作るのが好きだった

学生時代:文化祭の装飾を任されていた

社会人:資料のデザインを褒められる

共通点:何かを形にすること

これがBさんの使命なのかもしれない。


Cさんの場合

子供の頃:虫の観察日記をつけていた

学生時代:データを集めるのが好きだった

社会人:分析レポートを作るのが楽しい

共通点:観察して、まとめること

これがCさんの使命なのかもしれない。


大げさなものじゃなくていい

使命と聞くと、大げさに感じる。

「世界を変える」

「社会に貢献する」

「人類を救う」

そんな大きなものじゃなくていい。

「人の話を聞く」でいい。

「何かを形にする」でいい。

「観察して、まとめる」でいい。

小さくていい。

でも、それがあなたの使命なのかもしれない。


使命を仕事にすると

使命を仕事にすると、何が変わるだろう。

満たされるのかもしれない。

なぜなら、「意味」があるから。

なぜこの仕事をしているのか、わかる。

自分の使命を全うしているから。

やりがいを外から与えてもらう必要がない。

自分の中から湧いてくる。

これが、満たされる働き方なのかもしれない。


でも、問題がある

ここまで読んで、こう思ったかもしれない。

「使命はわかった。でも、それを仕事にできるのか?」

「使命に沿った仕事をしているのに、疲弊している人もいるのでは?」

その通りだ。

使命だけでは、足りないのかもしれない。

もう一つ、必要なものがある。

それは、明日話してみたい。


ここまでの気づき

  • 使命は誰にでもある。気づいていないだけかもしれない
  • 過去の自分を振り返れば、共通点が見えてくる
  • 大げさなものじゃなくていい。小さな「好き」でいい

明日へ

使命があれば、満たされる。

そう思うかもしれない。

でも、介護士は人の役に立ちたいという使命がある。

でも、燃え尽きる。

看護師は命を救いたいという使命がある。

でも、疲弊する。

なぜだろう。

明日、その話をしてみたい。